
日本パウル・クレー協会名誉会長
アリョーシャ・クレー
サイトの説明文を記述します。
1960年代以来、日本ではたびたびクレーの展覧会が開かれています。ヨーロッパ諸国を含めて、
これほど多くのクレー展が開かれている国は稀です。なぜ、日本でこれほどクレーの芸術が
愛好されてきたのか、私には未だに解けない疑問のひとつですが、正直に申し上げて、
日本の文化や伝統をこよなく愛する私自身にとって、日本の皆さまにクレーの芸術作品を
ご覧いただくことは大いなる歓びであり、また名誉なことです。
2005年6月、スイスの首都ベルンにパウル・クレー・センターが開館し、
これまで長いあいだ私たち家族が管理してきた全ての作品が同館に寄贈されました。
開館以来、世界中からセンターを訪れてくださる入館者のなかには、もちろん多くの
日本人がおられます。どうかスイスに来られる機会には、約6千点の作品を収蔵する
クレー・センターを是非お訪ねください。
2日本パウル・クレー協会は、クレーの絵画を愛する皆さまによって組織された文化交流団体です。
これまで日本における展覧会の企画や様々なイベントを通じて、クレー芸術への理解を
深めるために努力してまいりました。毎年、クレー縁の地を訪ねる研修旅行会なども計画され、
そのような機会にはベルンでお目に掛かれるものと存じています。
日本パウル・クレー協会名誉会長
アリョーシャ・クレー